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自分にしかできない暮らしがある

自分にしかできない暮らしがある
自分にしかできない暮らしがある

家のなかのどこにいても、

家族のつながりを感じられるんです。

横浜市郊外の閑静な住宅街に暮らすIさんファミリー。
暮らしの中心にあるのは、大きく張り出した出窓のあるリビング。自然と家族が集まる、憩いの場所です。

Interview | 2017.4.30

Profile

住所:神奈川県横浜市

家族構成:
ご夫婦+お子さま1人

大きな出窓が気持ちいい、明るく開放的なリビング。たっぷりと光が注ぎこむ窓際で、クッションソファに寝転んだり、なにげない会話を楽しんだり。家族の気配を感じながらくつろげる、ゆったりと心地いい時間。「平日は家にいる時間がそんなに多くないので、週末に家族と過ごす時間を大切にしたいんです」と、Iさん。リビングを中心に、家全体が仕切りなしでつながっているので、「いってきます」から「おやすみなさい」まで、いつでもお互いの声が聞こえる一体感と安心感がそこにはあります。

リビングも、キッチンも、

家全体が仕切りなしで
つながる一体感。

「実は、お料理はあまり好きではなかったんです」という奥さま。これまでの住まいでは、空間が分断されていたので、なんとなくキッチンまで移動する気になれなかったり、キッチン自体がせまくてイライラしてしまうこともあったようです。けれど、あたらしい家は仕切りがなく開放感があり、リビングのすぐそばにキッチンがあるので、「自然と料理をしようっていう気もちになれるんです」と、嬉しそう。リビングで過ごす家族の気配を感じながら、お料理の時間を楽しんでいました。

リビングでくつろぐIさんファミリー

家族みんなのお気に入りとなっている、大きな出窓のリビング。そこは、Iさん夫妻が新婚旅行で訪れたモルディブの水上コテージのイメージを、建築家の鈴木さんに話したことから生まれた空間です。「部屋全体が出窓みたいで気もちよかったモルディブの水上コテージのように、くつろげる場所にしたくて」と、奥さま。はじめのプランでは座れるくらいの幅だった出窓が、イメージをすり合わせながら、現在のゆったりとくつろげる広さになりました。建築家とのコミュニケーションを楽しみながら、少しずつ、理想の空間をカタチしていったんですね。

新婚旅行で訪れた
モルディブの水上コテージのように。

キッチンで料理をするIさん親子
リビングの大きな出窓

Iさんがいまの土地を購入したのは、十年ほど前。もともと建て替え予定で移り住んだ中古物件は、昔ながらの細かく区切られた間取りでコミュニケーションも取りづらく、家事動線にも不満があったとか。そこにきて、数年前から雨漏りなどのトラブルが続き、建て替えを決心します。 「住宅展示場を見たり、こんな家がいいねと情報を集めたりしているなかで、リビングならリビング、キッチンならキッチンと区切らずに、なんとなく全体がつながっているほうがいいのかなと思うようになりました」

漠然としたイメージを話すと、
それ以上のもので応えてくれる。

「けして広い土地ではないですし、ハウスメーカーの完成された箱を建てても理想の家は手に入らないだろう」と、ASJ(アーキテクツ・スタジオ・ジャパン)が主催する、建築家が集うイベントにも足を運びます。ただ、注文住宅は自由度が高い反面、予算内に収まるのかなど、不安もあったとか。

「それが実際に話してみると、お金をかける部分とそうでもない部分のメリハリをつけることで、ものすごく高くはならないと教えてもらえたんです。住宅地の規制や狭さといったデメリットがあるなかで、ぼくらが何を望んでいるのかを理解してくれたのが、建築家の鈴木さんでした。狭くても工夫次第でやり方はあると言っていただけたのと、これまでに手がけられた住宅も気に入りました」

「絶対にこういう家にしてください」と決めていたわけではないというIさん。「鈴木さんは、ぼくらの“漠然とした希望”に対して、それ以上のものを返してくれるんです」と、建築家との家づくりを楽しんでいたことを教えてくれました。

Iさん邸の模型
空間を確保するために設計された階段

失敗ばかりだったDIYにも挑戦。

お気に入りの場所ができたこと以外に、家族には様々な変化が起こります。まずIさんは、奥さまから「やったら失敗するほう(笑)」と言われていたDIYに挑戦。自分でパントリーの棚を作り上げてしまいます。また、照明も安価な商品を自分たちで探し出したものだとか。

「自分たちで探して付ければ安くできますよって言われて、じゃあ、自己責任でもそっちがいいですって(笑)。パントリーの棚も、もともとはコストを抑えるためだったのですが、いまでは自分たちで手を加えることが趣味のひとつになりました」と、暮らしの変化を気に入っているようです。

家事の負担が減ったのも、
うれしいことのひとつ。

「ぼく自身は寝室がせまくてもいいし、書斎もあきらめました。そのかわり、家にいることが多い妻の家事動線をアップデートしてあげたくて」と、Iさん。 1階は、玄関から洗濯スペース、ウォークインクローゼット、夫婦の寝室をひとつなぎにすることで、家事の負担が軽減。以前の家では、1階から2階のベランダまで洗濯物を運んでいたそうですが、おなじ階に集約することで、ずいぶんラクに作業ができるようになったそうです。

玄関の大きな収納
ランドリールーム
庭と直結しているランドリールーム

どこにいても、

家族がゆるやかにつながれる。

自分たちならではの暮らしが叶った住まいに、すっかり満足している様子のIさん。娘さんも、ロフトから脚をブラブラさせながら勉強するなど、あたらしい家を楽しんでいるみたい。もちろん、遊びにきた友だちにも大好評です。

ロフトの勉強机

これからの暮らしについてたずねたところ、「いつか、パパの顔なんか見たくないとか言われちゃうかもね(笑)」と、奥さまから冗談混じりに言われてしまうIさん。「子どもが大きくなったら、どうなるか、まだわからないですけどね」と前置きしながらも、「リビングを中心に、家族みんながそれぞれの場所でくつろぎながら、お互いにゆるくつながれています」と、家族の絆を感じながら暮らせる、仕切りのない家の魅力を教えてくれました。

リビングで談笑するIさん親子

外に大きく張り出した出窓。娘さんにとっても格好の遊び場に。

Iさん邸の模型。ロールカーテンの色は、建築家が提案してくれたものを採用。照明のコードも色を揃えている。

空間を確保するため、2階へと上がる階段は、大工さんのアドバイスを受け設計の一部を変更。建築家だけなく、施工業者や職人さんまで、理想の家は全員でつくりあげた。

DIYとは思えない完成度のパントリー。これからも手を加える予定。このほか、換気扇もカタログから自分たちで探したそう。細かいオプションまで密に相談ができるのは、注文住宅ならでは。

キッチンとリビング、子供部屋は2階。水回りと大きな収納、夫婦の寝室は1階にと、家事動線に合わせてフロアを構成している。

Data

設計:鈴木恵介/株式会社空間計画提案室

施工:ASJ湘南スタジオ[日本住研株式会社]

構造:木造2階建て

建築面積:
74.52 ㎡ (22.54 坪)

延床面積:
91.49 ㎡ (27.68 坪)

間取り:2LDK+ロフト

DIYで設置したパントリーの棚

家族の理想を叶えた
建築家との家づくりとは?

建築家とコミュニケーションを重ねることで、漠然としていた理想やこだわりが
すこしずつクリアになり、カタチになっていくから不思議です。
日本最大級の建築家ネットワーク「ASJ(アーキテクツ・スタジオ・ジャパン)」では、
建築家との家づくりをさまざまな角度からサポートしています。

建築家とコミュニケーションを重ねることで、
漠然としていた理想やこだわりがすこしずつ
クリアになり、カタチになっていくから不思議です。
日本最大級の建築家ネットワーク「ASJ
(アーキテクツ・スタジオ・ジャパン)」では、
建築家との家づくりをさまざまな
角度からサポートしています。

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